駒沢 ペットサロン グレイスMessageグレイスからのメッセージ

ごあいさつ

幼い頃から周りに動物がいる環境で育ち病気の野良猫の世話をしたり、保護活動に参加したり海の近くで育ったので、海洋少年団で、自然と触れ合ったり・・・昔から動物、植物が好きでした。
将来は、動物関係の仕事に就きたい。
という考えを強く持つように自然に思うようになりました。
地元では、動物に携わる学校は無く、東京で、学ぶ事を選択しました。
沢山の知り合いができて、
専門学生の頃からお付き合いしていただけるお客様ができました。今も長く親しくしています。
動物病院に就職した後も担当のお客様が増えていき、とてもやりがいと充実していたし、何より
その頃飼い始めた小さなトイプードルが私の心の支えでもあり全てに感じていました。

そんな溺愛していたプードルの子が、数年で他界し、気持ちが落ち込んで体調不良になり、仕事も出来ない状態までペットロスに陥りました。

少し気分転換で同じトリマーの同僚の実家へお邪魔した時、お会いしたペットサロンのオーナー様いろいろなご自分の体験や仕事の話、私の話も良く聞いてくださって、新しい道が見えた気がしました。それがアメリカ修業のきっかけです。技量を試しにアメリカのショードッグの世界へ行ってみないか?というお誘いを受けて、
「英会話も出来ないし、ドッグショーの仕事も知らないし、行った先の人達の事も知らない不安だらけの無鉄砲な渡航でした。行って、ダメなら帰ってこよう」と軽い気持ちで渡米してみることにしました。
何一つ知らない無謀なチャレンジにもかかわらず、行ってみたらプードルを主体に名実共にトップハンドラー、トップトリマーの方達で、人柄や、仕事に対する姿勢も素晴らしい尊敬できる所で、それだからこそ、絶対納得のいく仕事をする事を求められました。

そこは、その頃全米NO.1プードルハンドラー、
DENNIS McCoy氏 の元。
私が一緒に毎週同行したドッグショーは、ほぼベストインショーを獲得していた素晴らしい犬。それもそのはず、前年度のウェストミンスタークラブドッグショーのベストインショー犬の兄弟でした。
トリミングを手掛けていたのは、パートナーのRANDY。

とても厳しい先輩、繊細な仕事、丁寧な仕事、手際のよい仕事、綺麗に仕上げる仕事、スタイルアップ、毎日が緊張。

「実力が無ければ相応の仕事はもらえない」
実力主義で、最初は、犬舎室のお掃除係から犬の健康管理、ブラッシングやシャンプーで犬のメンテナンス。トリマー修業に渡米してもなかなかトリミングさせてもらえない人達も多い現状。どうやって、腕を磨いていき、認めてもらえるような仕事を任せてもらえるか?
「ショードッグを持ち、ショーチャレンジする。期間は、2年」
自分の目標を作りました。

その後生後6カ月の子犬を譲り受け(ミニチュア プードルのフィリップです。)決められた仕事の後
「ショーのビデオやハンドリング」
「毎回毎回、遠征した時にプードル自体は、もちろん他の犬種もいっぱい見て、良い骨格、良いトリミング、良い歩様をするようにその反対も悪い骨格、悪いトリミング、悪い歩様をしないように、欠点があるならどうすればカバーできるか」
「何にも知らないショードッグの知識を沢山学び」
「トップクラスの美しいショードッグを真近で見て骨格、ヘアケア、コンディション作り」
「自分の意識を高め」
自分の犬に反映していきました。(その当時、私は、アシスタントなので、誰も教えてくれません。自分で見て学んだ事を自分の手でトリミングして表現する。)
それを何気なく見ているボス(デニスとランディ)
良ければ、その後少しずつ上の仕事をさせてくれるのです。
お客様のショードッグもカットをさせてくれるようになり、私のプードルもショーチャレンジする事を許して下さり、

そしてプードルのショークリップをした事が無い最初の頃から約2年、パピークリップから始まり、コンチネンタルクリップ、イングリッシュサドルとそれぞれラインのとり方バランスのとり方美しさを引き出すためのカットのしかた本当に、私にとってブラッシュアップする事が出来て、
アメリカの地で自分でトリミングして、ハンドリングして、PCA(USA最大のプードルだけのドッグショー)にも出場。
アメリカンチャンピオンまで完成できた事は、いつでも自分の素晴らしい経験として励みになっています。
過ごしているうちに「凄い人達の元で、生活しているんだな」という実感が更に湧いてきて、誇りに思いました。

ノーフォークテリアとの出会いも このプードルのケネルでした。
ショードッグを引退後ハウスドッグで、可愛がっていたのがノーフォークテリアのスウィートビットちゃん。
ここで暮らしていた間は、ずっと一緒に過ごしていたので、いつか日本でも縁があれば、飼いたいな。と思っていた可愛い楽しい犬種でした。

USAでの経験は、自信にも繋がり日本に帰国後も仕事の支えにもなっています。帰国前、テリアのハンドラー MORIPHYの元で、シュナウザー、ノーフォークテリア、エアデールテリア、ソフトコーテッドウイートンテリア、ブービエデフランダースの勉強をさせていただきました。
ここでもスタンダードシュナウザー、エアデールテリア、スコティッシュテリアは、トップクラスで、帰国後のウエストミンスターのベストインショー犬は、お世話していたスコッチの女の子でした。

成果の裏側には、地道な努力の積み重ねが有る。と私を成長させてくれました。

今も成長過程と思ってショードッグもペットも1頭1頭それぞれの飼い主がいて、ペットライフがあって、
どんなカットをするときも「GOOD−BETTER−BEST!」の気持ちでカットするように心がけています。
そして、何より健康に歳をとって良い生涯を過ごしてもらえるお手伝いが出来れば、私にとって何よりのやりがいです。

Thank you:DENNNIS, RANDY, MORIPY, KEIKO, KAZU, YUKO, MIYUKI, AREXA
ごあいさつ

活躍してきたショードッグ

活躍してきたショードッグ
只今、準備中。

今後活躍してきたショードッグたちの記事をこのページに載せて行きます。
お楽しみに!

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